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検品作業効率化のパッケージ  スカイディスク


外観検査機とセットで

AIやIoTサービスを展開する㈱スカイディスク(福岡市中央区舞鶴2丁目、内村安里社長)は4月24日、製造業の検品業務を効率化するため外観検査機導入とAI開発をパッケージ化したサービスの提供を開始した。
外観検査機とセットで、検品作業の効率化に適した学習データの取得からAI開発までを提供する。ハードウェア開発の合同会社シナプスギヤ(同市博多区博多駅東3丁目、水谷泰崇代表)が開発した外観検査機にスカイディスクがハードウェア上で動作するAI開発をパッケージ化することで、検品工程のAI実装にかかる期間とコストが削減できる。対象は自動車部品やプラスチック・金属製品、食品など数十㎝ほどの製品を扱うメーカーを想定しており、導入コストは550万円から、納期は3カ月程度。同社は「人による目視のチェック作業をAIで自動化し作業者をアシストすることで経験がない作業員でも高度な検品が可能になるなどの活用ができる。外観検査機を今後導入したい企業、すでに導入しているが精度に問題があるなど課題を抱えている企業を中心に提案している」と話している。
同社は2013年10月設立。資本金5億8400万円。従業員数50人。

2020年5月19日発行