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機能とデザイン性を併せた手袋発売  東和コーポレーション


アウトドアにも対応

産業用ゴム手袋の㈱東和コーポレーション(久留米市、渡辺聡社長)は、作業用手袋にデザイン性を加えた手袋の新ブランドを立ち上げ、5月1日発売した。
2018年販売開始した作業用手袋「EXTRAGUARD(エクストラガード)」の販売好調を受けて、リブランディングし同ブランドで展開する。機能性に加え、アウトドアやキャンプ、トレイルランニングなどスポーツシーンでの利用層も取り込む。第一弾として発売するのは4種。手の甲は特殊ナイロンを使用。手のひらは合成繊維合皮を使用し伸縮性と装着感を高め、手が大きい人でも細かい作業ができ、物をつかんだ時に隣接する箇所にシリコンゴムで「手のしわ」のような流線型のデザインを施すことで、高いグリップ力を発揮するという。そのほか、キャンプギアの取り扱い用に通気性、スマートフォン使用ができるタッチパネル対応のポリウレタン使用。さらに柄には「狼」をあしらい遊び心を追求した。4種は用途が異なり、カラーはブラック、ターコイズ、アニマルカモフラと各1色。参考販売価格は780円(税抜き)~。アウトドア・スポーツ用品店などで販売する。同社では「アウトドアブランドのウエアやシューズを普段使いするライフスタイル分野も好調で市場は拡大している。作業用手袋で培った機能性に加え、今後ファッション性を追求し、シェア拡大を図っていきたい」と話している。

2020年5月12日発行