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テイクアウト情報発信で飲食店を応援  フクマチ


「福岡no街」

Web制作・運営などの㈱フクマチ(福岡市南区高宮1丁目、福田健治社長)は4月21日、飲食店の情報発信サイトを稼働した。
新型コロナウイルス感染症の流行による影響を受けている飲食店を応援するため、テイクアウト情報などを無償で掲載するもの。福田社長は約6年前、食べ歩きブログサイト「福岡no街」を運営しており、飲食店の現状を受け、企画・デザイン事業などの㈱トンカチ(福岡市中央区高砂1丁目、右寺武志社長)とともに、休眠していた同サイトをリニューアルして再稼働させた。サイトでは、店側から料理の写真、住所、テイクアウトメニューなどの情報を登録してもらい、同社が掲載用に記事を構成して発信。SNSとも連動させる。さらに、サイトではグーグルのサービスを活用しており、ユーザーが現在地近くの店舗を探すことも可能。現在は1日5~8件の登録があり、今後まずは現在の約40件から300件まで拡大を目指すとともにスポンサーも募集していく。
福田社長は「当時1日約5千件のアクセスをいただいていた『福岡no街』ブログ。食べログやSNSの普及で休眠していたが、飲食店のために何か応援ができないかと今回の復活を決めた。食の街・福岡の元気を取り戻したい」と話している。

2020年5月12日発行