西シ銀保証付き私募債１億円を発行 　山水製作所

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ＳＤＧｓ認証支援型

道路標識やサイン看板製造の㈱山水製作所（福岡市東区松島１丁目、山下茂社長）は３月２５日、西日本シティ銀行保証付きの私募債１億円を発行した。
第１回目の発行で期間は５年。同私募債はＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）認証支援型で、「子ども食堂」の運営を地域で支援するために、私募債発行金額の０・２％を同行が寄付する。発行企業に対しては公益財団法人九州経済調査協会によるＳＤＧｓへの取り組み状況の調査を踏まえ、同行が「ＳＤＧｓ認定証」を授与する。
ＳＤＧｓは２０１５年９月の国連サミットにおいて採択された国際目標で、１７のゴールと１６９のターゲットで構成されたもの。同社は事業を通じて交通事故のない環境整備や、従業員の幸福度を追求した職場環境整備などが評価され、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」など７項目において認定を受けた。山下社長は「従業員が働きやすい環境を整備し、１００年企業を目指していく」と話している。
同社は１９７８年５月設立。資本金５千万円。従業員４３人。２０２０年４月期売上高見込みは１１億５千万円。山下社長は福岡市東区箱崎出身。１９６１年１２月２４日生まれの５８歳。九州産業大学付属九州高校卒。昨年４月社長に就任。趣味はゴルフ、ジム通い。

2020年4月28発行