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学童保育サービスのアピコスをM&A  リーフラス


福島で学童保育事業に参入

各種スポーツスクールの運営受託、スポーツイベント企画のリーフラス㈱(福岡市博多区博多駅前2丁目、伊藤清隆社長)は4月1日付で、学童保育事業の㈱アピコス(福島市新町、石山純恵社長)の全株式を取得し、学童保育事業に参入した。
学童保育施設の不足による待機児童数増加が問題となっており、スポーツを通した地域課題の解決に向けて学童保育事業に参入するもの。従来の学童保育サービスにスポーツスクール事業を融合させることで、付加価値の高い保育・教育サービスの提供を目指す。アピコス社は福島市内で学童保育5施設を運営しており、今後は田村志朗リーフラス取締役が社長を兼務していく。 同社では「子ども向けスポーツスクール事業という枠だけにとらわれず、地域に暮らす方の変化や現状を把握し、ニーズに対応できる総合的なサービスの提供を目指している。共働き世帯が子どもを安全な場所に預けたいという思いに応えていく」と話している。
同社は2001年8月設立、資本金4億3583万円、従業員数650人。売上高52億円(グループ合計)。全国でサッカー、野球、バスケ、陸上などのスクールを展開。会員数は4万5千人。

2020年4月28日発行