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コロナ感染拡大受け3月は減収  JR博多シティ


イベント中止など響き

博多駅構内商業施設運営のJR博多シティ㈱(福岡市博多区博多駅中央街、渡邊晴一朗社長)の2019年4月から2020年3月までの売上高は、前期比1・5%減の1169億円だった。
19年4月から20年2月までの売上高は前年同期比2・3%増と好調に推移していたが、3月に新型コロナウイルス感染拡大による集客イベントの中止や営業時間短縮、映画公開延期などが重なり減収となった。期中の施設別売上高は、アミュプラザ博多やアミュエスト、デイトスアネックス、コンコース、JRJP博多ビル、JR博多駅構内の合算売上高が1・0%増の676億円、博多阪急が4・7%減の491億円。年間入館者数は5・5%減の6860万人(デイトスアネックス・コンコース・JRJP博多ビル、JR博多駅構内は除外)だった。同社では「2月までは改装や増床効果で増収だった。現在のコロナ経済支援策として、テナントに対し4・5月賃料減額と販売促進費の免除を行っている」と話している。

2020年4月28日発行