NEWS

福岡大学筑紫病院に院内保育園  福岡大学


工学部建築学科の学生らが基本設計

学校法人福岡大学(福岡市城南区七隈8丁目、貫正義理事長)は4月1日、筑紫野市俗明院1丁目に福岡大学筑紫病院の院内保育園を開設した。
同病院の職員の子供を対象としたもので、名称は「福岡大学筑紫病院そよご保育園」。場所は県道112号福岡日田線の俗明院交差点の南側。施設は木造平屋建て、床面積は239㎡。保育室3室、病児室3室、調理室のほかに屋外遊技場(園庭・541㎡)も備える。定員は30人で、保育年齢は0歳児から5歳児(未就学児まで)。また、同園は福岡大学工学部建築学科の四ヶ所高志助教授の研究室で学生とともに基本計画・設計し、同大学卒業生の相良友也一級建築士の協力のもと実施設計を進めた。外壁や内装に木造をふんだんに使い、建物の中央には吹き抜けを設け開放的な造りとなっている。同園では「自然とのふれあいを大切にし、子どもの健やかな成長のために適切な保育事業を進めていきたい」と話している。

2020年4月21発行