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少人数向けデリバリーサービス開始  マンジャ


「巣ごもり」需要取り込む

お弁当製造、販売の㈱マンジャ(福岡市中央区小笹1丁目、徳原聖治社長)は4月6日から5月10日までの期間限定でホームパーティーや宅呑み向けのデリバリーサービスを開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大で、イベントの自粛や在宅勤務など外出を控える動きが高まる中、「巣ごもり」需要を取り込むもの。これまで9割以上、BtoB向けの弁当配達事業を展開してきたが、新たに少人数の個人消費者向けの商品を拡充した。メニューは全て税込で、「洋風&中華プレート」3240円(3~4人前)や、「お母さんのおかず盛り合わせ」3240円(同)、「チキン南蛮&華味鳥炭火焼き鳥」1620円(同)、「宅呑みミニプレート」2160円(2~3人前)など。配達エリアは福岡市内(西区、東区の一部を除く)で配達対応時間は午前9時〜午後6時。メール、電話、FAXのいずれかによる納品日2日前までの事前予約制。3千円(税抜)以上の注文から配達料が無料。徳原社長は「歓迎会、懇親会など企業向けにも対応している。こうした状況下の中、福岡の食のシーンの変化に対応し、街の活性化に寄与したい。雇用を維持し、事業継続できるようさまざまな新サービスを打ち出し、ピンチをチャンスに変えていきたい」と話している。
同社は2002年12月設立。資本金1200万円。売上高約2億円(20年2月期)。徳原社長は山口県宇部市出身。1973年10月30日生まれの46歳。第一経済大学経済学部卒。趣味はゴルフ。

2020年4月14日発行