NEWS

都心部でスマートシェアサイクル実証実験 福岡市と東京のneuet


名称はメルチャリから「チャリチャリ」に

 福岡市(高島宗一郎市長)は4月1日からシェアモビリティサービス「メルチャリ」を展開するneuet㈱(=ニュート、東京都港区麻布台1丁目、家本 賢太郎社長)と共同で「シェアサイクル事業」を始動した。
市では2018年6月から天神、博多駅、ウォーターフロント地区で「福岡スマートシェアサイクル実証実験」を実施し、シェアサイクル「メルチャリ」が都心部内の回遊性向上など一定の効果が見込めるという。そして、今後も都心部回遊性向上のためにシェアサイクルの活用促進や、放置自転車など自転車対策の課題解決を目的に、このシェアサイクル事業をスタートする。
事業は2023年3月31日までの3年間。実施エリアは4月1日時点で、天神、博多駅、ウォーターフロントの3つの地区。 今後、アイランドシティや、香椎・千早地区、箱崎地区、六本松・鳥飼・別府地区、大橋地区、西新・藤崎・百道地区にも拡大するという。シェアサイクルの数は、23年3月までに約600箇所、約4000台まで拡充予定としている。今年2月の時点では、260箇所・約1100台が整備されている。
また、現在運営中の「メルチャリ」は20年4月1日から 「チャリチャリ」にサービス名称が変更されている。

2020年4月7日発行