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小学生向けに新コース開講 全教研


低学年の学習習慣養成に重点

学習塾運営の㈱全教研(福岡市中央区赤坂1丁目、中垣量文社長)は今春からの新学期に合わせ、4月から小学生向け講座に公立進学向けの新コースを開講する。  コース名は「みらい」。低学年(小1~2年生)の「みらいジュニア」、中学年(3~4年)の「みらいネクスト」、高学年(5~6年生)の「みらいアドバンス」で構成し、特に低学年で、会話や読み書き、計算などの基礎となる「ワーキングメモリ(作業記憶)」を鍛錬し学習を支える能力を高め、また数の概念や図形のセンスを育成する算数講座の活用により算数の力を伸ばす土台を作る。さらに家庭学習用教材の活用で、生徒たちが学習する習慣を身に付けることに重点を置いた。その後は「みらいネクスト」で思考力・読解力、表現力を養成し、「みらいアドバンス」で総合的に学力を伸ばしていくことで、生徒の中学受験の講座と高校受験を見据えた学力向上を図る。  中垣社長は「学校授業の補完的な位置付けではなく、学びの基礎と学ぶ姿勢をしっかりと育むことを重視した。将来、社会で活躍できる人材を育成する。その第一歩にしたい」と話している。

2020年3月31日発行