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2月の市内オフィス空室率は2・08%  三幸エステート調べ


前月比0・09ポイント増

賃貸オフィス仲介の三幸エステート㈱(東京都中央区銀座、武井重夫社長)調べによると、2月の市内オフィス空室率は前月比0・09ポイント増の2・08%だった。
規模別では、基準階貸付面積が200坪以上の大規模ビルが前月比0・1ポイント減の1・1%、100坪以上200坪未満の大型ビルが同0・3ポイント増の1・5%、50坪以上100坪未満の中型ビルが同0・1ポイント増の3・2%。主要エリア別では、博多駅前が前月比0・1ポイント減の1・3%、呉服町が同0・7ポイント増の2・3%、天神が前月から横ばいの1・8%。募集賃料は前月比60円増の坪当たり1万2523円で、6カ月連続の上昇。
福岡支店では「主要エリアではプライムビルを中心に、賃料の増額改定に際して、予算面での制約からオフィスを縮小する事例が増えている。一方、コールセンターやIT関連、コンサルタント業などでは増床が続いており、業種によって異なる動きが見られる」と分析している。

2020年3月31日発行