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早良区有田7丁目に福祉施設開設 スエナガ


放課後等デイサービスなど

総合建設業の㈱スエナガ(福岡市城南区堤1丁目、出口洋一社長)は5月12日、福岡市早良区有田7丁目に重度障害者に特化した放課後等デイサービスなどを手掛ける施設を開設する。
名称は「シンフォニー」。場所は社会福祉法人実寿穂会ラ・ポール有田東側。敷地面積は約1065㎡。平屋建てで、床面積は約422㎡。放課後等デイサービスや児童発達支援、生活介護、短期入所、日中一時支援などを手掛ける。定員は1歳から6歳までの未就学児10人、6歳〜18歳までが10人、19歳以上が20人の計40人。スタッフ数約10人。開設当初は、就学、未就学児を含め5人程度から受け入れる計画。体制が整い次第、リハビリテーションやショートステイサービスも開始する。末永和之会長の孫には生まれつき重度の障害があり、同じような子どもたちの支援ができる場所を立ち上げようと福祉事業に参入した。出口社長は「老人ホームを運営している建設会社はよくあるが、重度障害者に特化した施設の事例は珍しい。重度の障害がある子どもを持つお母さん達が買い物などに出かける際の支援ができれば」と話している。
同社は2015年1月設立。資本金3700万円。売上高15億3千万円(19年12月期)。従業員18人(パート含む)。

2020年3月31日発行