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運営する学童保育で月2回の新コース グルーヴノーツ


プログラミング学習など実施

AI導入支援などを手掛ける㈱グルーヴノーツ(福岡市中央区今泉1丁目、佐々木久美子会長)は4月から、同所で運営する学童保育「TECH PARK(テックパーク)」でプログラミング学習などを主とした新コースを開講する。
同施設では学童保育として週2日から5日の放課後預かりサービスを実施し、預かり時間の中でIT、テクノロジーに関する学習時間を設けている。習い事としてこれらを学びたいというニーズが増えてきたことから、パソコン、ロボット教材などを使った「プログラミング」、レーザーカッターなどの工作機械を使う「デジタルファブ」の2つの分野で、それぞれ月2回のコースを新設する。隔週水曜日に開講する「プログラミング」では小学1年生~3年生を目安としたベーシックコース、小学4年生からを目安としたアドバンスコースを設け、パソコンの基本操作やタイピングから始め、同社がAI教育ツールとして開発した「AIブロック」などを使ったプログラミング学習を実施する。第一・第三金曜日の「デジタルファブ」は小学1年生~6年生を対象とする。いずれも時間は午後5時15分〜同6時45分までの90分間で、入会金は2万円、月額料金は設備費・教材費込みの1万3000円。各回の定員は8人。
同社では「プログラミング教育の知名度向上や4月からの必修化を背景に、習い事としてITの優先順位が上がっている。IT企業としての専門性を強みに、関心を持った子どもが、より深く学べる場を提供していきたい」と話している。

2020年3月24日発行