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アプリを使ったプログラミング教育カリキュラム しくみデザイン


学習塾などを対象に

プログラミングアプリ運営の㈱しくみデザイン(福岡市博多区博多駅前4丁目、中村俊介社長)は4月から、学習塾などを対象にアプリを使ったプログラミング教育カリキュラムの提供を本格化する。
ビジュアルプログラミングアプリ「Springin,」を使ったもので、文字によるコーディングを用いないため、プログラミング知識がなくとも利用できる。小学生へのプログラミング教育やSTEAM教育を実施する学習塾、プログラミングスクールが対象で、iPadなどの端末やWi-Fi環境が整っている場所で導入可能。価格は講師向けのマニュアル付きで1施設当たり月額2万円に加え、1生徒につき2000円。現在、10種類のテキストを配信している。「Springin,」はiOS端末向けで、タッチパネルで絵を描き、動きやストーリー性を持たせることが可能。制作した作品は、アプリ上で自由に投稿できる。
同社では「子供たちが自分で進めるスタイルのカリキュラムで、講師側の負担も少ない。フィードバックを活かしてバリエーションを増やす」と話している。
同社は2005年設立。資本金5020万円。売上高1億円。従業員12人。
中村社長は滋賀県出身。1975年8月25日生まれの44歳。九州芸術工科大学大学院芸術工学研究科博士後期課程修了。趣味は料理。

2020年3月24日発行