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業務効率化アプリでグランプリを受賞 anect


3月末から

Webサービス開発のanect㈱(福岡市中央区大名2丁目、木村一郎社長)は、㈱新出光が実施するオープンイノベーションプログラム「IDEX NEXT NAVIGATOR 2019 ~世の中になくてはならないなにかを~」においてグランプリを獲得した。  名称は「IBSアプリ(仮称)」。マニュアルを読まずにチャット形式で疑問点を解決できる「チャットボット」や関連情報を発信するコラムなど、営業面でも活用できる機能を備えた。アプリ活用による業務効率化と既存顧客との関係強化を目指し、3月末からイデックスグループの取引企業とのコミュニケーションツールとして活用される。  木村社長は「ユーザーの滞在率やレビューなど、マーケティングの面でも利用できる。受託して終わりではなく、共創する中で改良を重ねていきたい」と話している。「IDEX NEXT NAVIGATOR 2019 ~世の中になくてはならないなにかを~」は、イデックスグループとの協業による新事業、新サービスの創出で事業のさらなる活性化や福岡、九州の経済発展及び地域活性化を目指すもの。今回は35社が応募し、最終プレゼンに残った6社の中からグランプリを受賞した。  同社は2015年2月設立。資本金2200万円。決算期は12月。従業員4人。  木村社長は田川郡大任町出身。1987年8月26日生まれの32歳。九州大学大学院システム情報科学府修了。趣味はスポーツ全般。

2020年3月24日発行