NEWS

 卒FIT電力の買取業務支援クラウドを開始 自然電力グループ


小規模事業者の参入促す

自然エネルギー発電開発の自然電力㈱(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙社長)は2月25日、卒FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)電力の買い取り業務を支援するクラウドサービスの提供を開始した。
サービス名は「Shizen EPS」。電力買取り側に対し複雑な受付業務や顧客対応をワンストップで支援し、エネルギー製品への感度が高い卒FIT顧客との関係強化を促進する。住宅用太陽光発電設備の電力買取りが、2019年11月から徐々に満期を迎えており、今後余剰電力を売る世帯数の増加が増えると見込まれる中、需要家は電気の売り先として数十社の小売業者から自由に選べ、また買い手側も中小含む様々な事業者が参入しやすい環境を作ることで、新たな自然エネルギー市場の活性化を後押しする。
サービス料は初期費用50万円、月額30万円から。導入効果を最大化するために卒FIT買取業務立ち上げ支援コンサルティング、卒FIT買取業務アウトソーシングも合わせて提供を開始している。

2020年3月10日発行