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福岡市地下鉄空港線に傘シェアスポット設置 東京のネイチャー・イノベーション・グループ


全13駅

傘のシェアリングサービスを運営する㈱Nature Innovation Group(東京都渋谷区、丸川照司社長)は2月26日、福岡市地下鉄空港線の全13駅に傘シェアリングサービス「アイカサ」のスポットを設置した。
アイカサは、専用の傘立て「アイカサスポット」にある傘を1日70円で貸し出すサービス。これまで全国約850カ所、福岡市内では天神エリアを中心に商業施設や店舗、大学、駅など約100カ所にサービスのスポットを設置してきたが、地下鉄利用者の利便性向上を図り、福岡市との連携のもと空港線全駅での展開が実現した。箱崎線や七隈線全駅への早期導入も検討している。利用方法は、全スポット同様、まずコミュニケーションアプリLINEのアカウントを登録し、専用の傘立てにある傘に付いたQRコードを読み取り、スマホに表示された暗証番号で柄についたダイヤルロックを解除することで利用できる。返却は専用傘立てに付いているQRコードを読み込み完了。同社では「乗車前に駅でアイカサを返却することで、傘を持たず電車移動が可能。置き忘れ傘削減の取り組みとしても努めていきたい」と話している。

2020年3月10日発行