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あいおいニッセイ同和損害保険と包括提携 福岡県


防災や災害時の協力など図り

福岡県は2月27日、あいおいニッセイ同和損害保険㈱(東京都渋谷区、金杉恭三社長)と社会貢献に関する包括提携協定を結んだ。  県がNPOや企業など多様な主体が互いに協力し、支え合う「共助社会づくり」を進める一環。災害発生時の対応や交通事故の未然防止などのリスク管理の知見・ノウハウ、代理店のネットワークを生かした防災・災害時の協力、地域の安全・安心に関することなど、双方の強みを生かした取り組みを協働で展開していく。具体的には、市町村・企業向けBCP(事業継続計画)訓練研修会への講師派遣のほか、あいおい所属スポーツ選手によるスポーツイベントの参加や障がい者スポーツ講演会などの実施を計画している。県庁で同日実施された協定締結式で大曲昭恵副知事は「防災や災害、障がい者に対する支援のノウハウを県としても生かせる素晴らしい協定ができた」、吉田靖之あいおいニッセイ同和損害保険専務執行役員は「当社は行動指針で地域密着を掲げている。地域の課題解決、福岡県の役に立っていきたい」と話している。 同社は、これまでも飲酒運転撲滅に向けた取り組みのほか、東京オリ・パラ1年前イベントでの競技用車いす体験コーナーの運営、特別支援学校技能見学会の周知などに協力してきた。

2020年3月3日発行