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9月中間は定修・建設工事増で2割増収  高田工業所    経常も4・6倍に


 プラント建設の株式会社高田工業所(北九州市八幡西区築地町、高田寿一郎社長)の9月中間連結決算は、売上高が前年同期比20・8%増の234億7400万円、経常利益は約4・6倍の9億4700万円で増収増益だった。
 売上面では主要分野である化学プラントの定修工事、製鉄プラント・電力設備などの建設工事が増加して2割増となった。利益面では増収に加えて、販管費削減、工事の効率化・コストダウンで大幅に増加、営業利益は約4・7倍の9億5300万円、当期純利益は約6倍の5億8400万円となった。これによって通期の業績予想を上方修正、売上高は当初予想比2・7%増の450億円(前期比13・4%増)、営業利益は同78・8%増の12億5000万円(約2・4倍)、経常利益は同2倍の12億円(約2・4倍)、当期純利益は同2・5倍の7億円(約3・2倍)としている。また今上期の受注状況も前年同期並みで推移しており、来期も底固い見通しという。