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博多- 釜山間の新型高速船を予約開始 JR九州高速船


定員が2・6倍の502席

博多―韓国・釜山間で旅客高速船を運航するJR九州高速船㈱(福岡市博多区沖浜町、水野正幸社長)は1月30日、7月に就航する新型大型船の乗船予約を開始した。
販売対象となるのは、7月15日から8月31日乗船分。料金は片道大人が1万6000円、6〜11歳が8000円、1〜5歳が2000円。ビジネスクラス利用の場合、追加料金が片道5000円必要となる。販売は同社のホームページ上や電話で受け付ける。9月以降の乗船分は3月中に販売予定。
新型船「クイーンビートル」は定員が、現行の191人から502人に増えた大型船。3つの船体をつないだ構造で、全長は83メートル。「大航海時代」をコンセプトにした真っ赤な船体デザインが特徴で、デザインは「ななつ星」などを手がけた水戸岡鋭治氏が担当し、売店や免税店、ガラス張りのサンデッキなど設備の充実を図る。運航時間は現行よりも35分長い約3時間40分。同社では「就航記念のキャンペーンも順次展開していく。多くの方々にご利用いただきたい」と話している。

2020年2月26日発行