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アジア貢献賞に福岡市香椎浜公民館など3団体 西日本国際財団


アジアKids大賞にグラスコート佐賀テニスクラブ

公益財団法人西日本国際財団(福岡市博多区、理事長・久保田勇夫㈱西日本シティ銀行会長)は2月7日、第21回「アジア貢献賞」に福岡市東区香椎浜地域で外国人住民との国際交流や多文化共生を図る福岡市香椎浜公民館(福岡市、大浦義之館長)など3団体に決定したと発表した。
香椎浜公民館は香椎浜地域での外国人住民との「顔の見える関係づくり」をモットーに、「見える文化(衣食住)」から「見えない文化(価値規範、習慣など)」まで意識した異文化理解を地域に拡げ、先進的な多文化共生の街づくりを行っている。
このほかアジア貢献賞を受賞したのは、30年にわたりホームステイ事業を中心にアジア各国との国際交流を図るいさはや国際交流センター(長崎県諫早市、荒木隆会長)とタイで教育・自立支援や環境保護事業などを展開するNPO法人シャンティ山口(山口県周南市、角直彦代表理事)。また、第15回「アジアKids大賞」にはテニス大会を通じてタイ・韓国・中国などアジア地域の子どもたちとの交流を図るグラスコート佐賀テニスクラブ(佐賀市、緒方周代表者)を選定し、併せて3月5日に福岡市のホテル日航福岡で表彰式を開催する。
同財団は1985年3月、西日本シティ銀行(旧西日本銀行)の普銀転換と創立40周年の記念事業として設立。2000年3月に設立15周年を記念してアジア貢献賞を、05年に同20周年を記念してアジアKids大賞を創設。毎年、九州・山口地域でアジアとの国際交流に貢献している団体・個人などを表彰している。

2020年2月18日発行