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売上高は2・2%増の13億5300万円 FCホールディングス中間決算


通期は増収増益見込む

交通・都市などの調査・計画・設計コンサルタントの㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)の持ち株会社、㈱FCホールディングス(同)の2019年12月の連結中間決算は、売上高が前年同期比2・2%増の13億5300万円、経常損失が2億2700万円(前年同期は経常損失2億1900万円)だった。
受注高は前年同期比4・1%減の72億4700万円と前期を下回ったが、得意とする交通マネジメント分野や環境マネジメント分野、建設事業マネジメント分野などの業務受注により増収。損益面では、営業損失が2億2800万円(前年同期は営業損失2億2300万円)、親会社株主に帰属する純損失は1億7600万円(前年同期は親会社株主に帰属する純損失1億7500万円)だった。同社は主要顧客である官公庁の会計年度末に完了・納品する業務が大半を占め、第4四半期に売り上げが集中することから、例年第3四半期までは経常損失、第4四半期で経常利益に転じることが常態となっている。
同社では「大型の交通量調査や工期が複数年にわたる大型設計業務など、通常期とは異なる受注があったこと、前期に東日本大震災復旧関連業務がピークアウトしたことなどの影響で受注高は減少したが、年度当初の計画どおりで推移している」と話している。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比2・2%増の75億円、営業利益が同1・5%増の7億5千万円、経常利益が同1・7%増の7億5千万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0・9%増の4億6千万円を見込んでいる。

2020年2月18日発行