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自動運転関連サービスを開始 福山コンサルタント


自治体などの自動運転モビリティ導入を支援

交通・都市などの調査・計画・設計コンサルタントの㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)は、2月から自動運転関連サービスを始めた。
測量・土木関連ソフトウェア開発のアイサンテクノロジー㈱(名古屋市、加藤淳社長)、損害保険ジャパン日本興亜㈱(東京都、西澤敬二社長)と提携し、自治体や交通機関などの自動運転モビリティ導入を支援するためのサービスを開始する。内容は①自動運転モビリティ導入に関するコンサルティングサービス、②自動運転サービス実証実験パッケージサービス、③自動運転リスクアセスメント、遠隔見守りサービスの3点。同社では「自動運転技術は交通事故の削減をはじめ、移動弱者の移動手段確保や物流の効率化など、さまざまな課題を解決するものとして大きな期待が寄せられているが、法整備や社会制度整備をはじめとして、自動運転のルートの安全性評価や交通環境の評価、運行設計領域の設定、社会受容性の醸成など、まだまだ多くの課題がある。自動運転やMaaSなど最新技術を活用し、新しい価値の創造で社会の持続的発展に貢献していく」と話している。
同社は1949年創業、63年11月設立。資本金4億円。2019年6月期グループ売上高は73億3500万円。従業員337人(グループ)。

2020年2月4日発行