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増税、暖冬で3カ月連続のマイナス 福岡市内4百貨店の12月売上高


4・4%減の240億円

福岡市内4百貨店の12月売上高は、前年同月比4・4%減の240億800万円で3カ月連続のマイナスとなった。
日本百貨店協会が1月22日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食料品が69億8700万円(2・3%減)、衣料品が57億8700万円(6・1%減)、雑貨が45億9500万円(5・7%減)、身のまわり品が45億5700万円(4・8%減)、家庭用品が5億8100万円(9・6%減)、食堂・喫茶が2億7900万円(8・7%減)と、引き続き増税の影響と暖冬により軒並み前年を下回った。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舖)でも288億5600万円(9・9%減)で3カ月連続のマイナスとなった。商品別では福岡と同様、食料品が117億2000万円(6・7%減)、衣料品が75億8800万円(12・1%減)、雑貨が40億6200万円(12・3%減)、身のまわり品が30億7100万円(9・8%減)、家庭用品が12億3900万円(15・1%減)、食堂・喫茶が5億9800万円(10・2%減)と、全て大幅に下回った。
全国の売上高についても暖冬による冬物商材の苦戦に加え、主要5品目全てで前年割れとなり5・0%減の6404億円と3カ月連続のマイナスだった。
さらに、年間を通しての福岡市内4百貨店の売上高は増税や暖冬、後半のインバウンドの落ち込みの影響を受け1・0%減の2101億600万円となり3年ぶりのマイナス、福岡を除く九州・沖縄では3・9%減の2584億6100万円で17年連続のマイナスとなった。

表はこちらから。

2020年2月4日発行