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新社長に青木淳一常務が昇格 室町ケミカル


村山社長は代表取締役会長に

医薬・化学品製造・販売などの室町ケミカル㈱(大牟田市新勝立町、村山哲朗社長)の新社長に、12月13日付で青木淳一常務が昇格した。村山社長は代表取締役会長に就いた。

株式公開を目指すにあたり、オーナー会社からの脱却と世代交代を図るもの。青木新社長は群馬県太田市出身、1965年8月30日生まれの54歳。国立群馬高専工業化学科卒業後、86年4月カネボウ㈱入社、2005年3月日東グラステックス㈱入社、07年4月日東紡績㈱入社、10年7月に室町ケミカル㈱入社後、13年8月に執行役員つくば工場長(部長)、14年6月執行役員生産本部長、15年8月に取締役就任、16年8月から常務取締役を務めていた。

青木社長は「株式公開という目標に向けて医薬品、化学品、健康食品の主力3事業に経営資源を集中し、顧客からの信頼とともに業績目標を必達するために技術と営業力を発揮していく」と話している。

新役員体制は次の通り。

▼代表取締役会長 村山哲朗▼代表取締役社長 青木淳一▼取締役副社長 服部英法▼常務取締役 高宮一仁▼取締役 井内聡、井ノ口浩俊、中村弘▼社外取締役 山本洋臣▼監査役 田中知樹▼社外監査役 高橋智、井口浩明

同社は1947年7月設立、資本金6000万円。従業員数270人、売上高52億円(2019年5月期)。

2020年2月4日発行