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高齢者向けトランポリン教室の運営受託開始  九州高齢者住宅情報センター


市内近郊200教室の開催目指す

高齢者住宅の紹介、介護情報誌発行の㈱九州高齢者住宅情報センター(福岡市中央区清川1丁目、飯尾幸一社長)は4月から、NPO法人日本ケア・トランポリン協会(北九州市小倉北区砂津1丁目、池上正郷理事長)より福岡市内近郊での高齢者向けトランポリン教室事業の運営受託を開始する。
日本ケア・トランポリン協会が福岡県の県民健康づくり事業に採択されたもので、動く持ち手を付けマットの張り具合を調整してひざ痛や腰痛持ちの高齢者でも安全に利用できるよう工夫された専用トランポリンを使用。音楽に合わせて運動することで高齢者の健康維持に役立てるもの。自治体の介護予防事業としても活用されており、既に北九州市では70教室、筑豊地方では100教室以上、中間市でも40教室開催されているという。福岡市内の公民館や体育館などで実施し、1教室当たりインストラクターは1人、定員は24人。90分間の内容で60歳以上の高齢者が対象。利用料は無料。
飯尾社長は「トランポリン運動は大学の研究でも高齢者の筋力改善や脳の活性化に効果があることが証明されている。高齢者の健康寿命を延ばし、肥大化する介護保険費の抑制にもつながる。福岡市内近郊で月あたり200教室の開催を目指す」と話している。
同社は2007年1月設立。資本金300万円。従業員数9人。

2020年1月28日発行