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小学生向け講座を一部リニューアル 全教研 


非受験層への間口も拡大

学習塾運営の㈱全教研(福岡市中央区赤坂1丁目、中垣量文社長)は今春からの新学期に合わせ、小学生向け講座のリニューアルを進めている。
少子化に加え、2020年度の大学入試制度の変更、プログラミングや英語4技能教育の必須化など日本の教育改革が進む中、中学受験をしない小学生向けの新講座の充実を図る。具体的には小学低学年に向けてはパズルやワーキングメモリ(作業記憶)に関する独自のトレーニング教材などを活用しながら、学習との基礎となる力を身に付けさせ、かつ家庭学習も可能なコンテンツを導入していくという。
中垣社長は「学校授業の補完的な位置付けではなく、子供たちが社会で活躍できるスキルが身に付く教育サービスを提供していけるかが大事。それを幅広い層に提供していく第一歩にしてきたい」と話している。

2020年1月21日発行