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3月8日に五ケ山クロス一帯でトレイルラン  那珂川市


初開催

那珂川市(武末茂喜市長)は3月8日、福岡県と佐賀県の県境にある五ケ山ダムエリアのアウトドア拠点施設「五ケ山クロス」一帯でトレイルランニングを開催する。
スポーツツーリズム推進の一環で、近年、山野など未舗装の道を走る「トレイルランニング」が注目を集めていることから、愛好者の交流を深めるとともに那珂川市周辺地域の活性化を目指すもの。「第1回五ケ山・背振クロストレイル」と称した初めての試みで、今後は同イベントの定着も視野に入れている。競技は、アウトドア専門店「モンベル」が入る五ケ山クロスベースを特設会場に設け、周辺エリア約31㎞、累積標高約2200mを制限時間8時間以内に走る。対象は高校生以上で、18歳以下は保護者の承認印が必要になる。制限時間内の完走者には完走証を授与し、男女上位各3人には表彰と記念品を贈呈する。参加費7000円、22歳まで4000円。応募締め切りは2月7日まで定員300人。共催は九州トレイルランニング協会(TRAQ)。那珂川市観光課では「熊本の阿蘇でも開催しているイベントで、県内でトレランができるのは数カ所と限られている。福岡の中心市街地から車で1時間の距離に位置し利便性も良く、自然豊かな場所だからこそできるイベント。認知度向上、イベントを盛り上げ定着させていけたら」と話している。

2020年1月21日発行