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ITエンジニア稼働数維持で増収に メディアファイブ


2020年中間期

ソフトウエア受託開発、システム開発のメディアファイブ㈱(福岡市中央区薬院1丁目、上野英理也社長)の20年5月中間期決算は売上高が前年同期比8・8%増の7億8100万円、経常損失3100万円(前年同期は経常利益500万円)で赤字となった。
関連投資は活発にあるものの人手不足が広がる中、同社はエンジニアの技術に見合った契約単価交渉や戦略的な配置転換で稼働数を維持し売り上げを拡大。一方で、人材確保と定着のための待遇改善など人材投資の積極化に伴い損失となった。期首にビジネスモデルを再構築するため、3カ年新中期計画をスタートさせ初年度は損失を見込み、最終年度で売り上げ増加と利益体質を目指していることから、「今回の損失は想定の範囲内」としている。
今期売上高は前期比11・1%増の15億8900万円、経常損失4500万円(前期経常利益1600万円)の赤字を見込んでいる。

2020年1月21日発行