NEWS

IPO準備サービスを開始  カスタマーグロース


全国に対応

クラウド会計導入、管理会計コンサルティングを手掛けるカスタマーグロース(福岡市中央区大名2丁目、福田彩和佳代表社員)は1月4日、IPO準備サービスを開始した。
福田代表は大学在学中に公認会計士の資格を取得。卒業後、有限責任監査法人トーマツに3年間勤務し、IPO準備会社を中心に会計監査やIPO支援を手掛けていた経験を生かし、開始するもの。株式公開のために必要な業務は、専門知識が必要な一時的業務が多く、企業経営の健全化の推進や多数の書類作成などがある。同サービスでは、株式公開までの課題抽出、新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部、Ⅱの部)、各規程の作成、内部統制のドキュメントづくりといった書類作成業務のほか、整備した体制、規定の社内運用スケジュール作成などを請け負う。無料相談から受け付けており、顧問を依頼する場合は十数万円から請け負っている。顧問形式だけでなく、専門性が必要な部分などスポットでの依頼も可能。全国に対応している。福田代表は「現状、IPO数は首都圏が7割を占めている。九州地区からIPOをした企業の割合を10%に増加させることが目標。まずは1社上場までお付き合いしていきたい」と話している。
同社は2019年2月設立。資本金30万円。決算期1月。福田代表は埼玉県上尾市出身。1991年12月16日生まれの27歳。慶応義塾大学経済学部卒。趣味は旅行。

2020年1月14日発行