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韓国最大カード会社の決済導入  福岡地所    新韓ハウスカード、全国初


 地場大手総合デベロッパー・福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、石井歓社長)は12月16日から、同社が運営する複合商業施設「キャナルシティ博多」で韓国最大のカード会社「新韓(シンハン)カード」が発行する「新韓ハウスカード」の決済を開始する。同カードの決済導入は全国初。
 新韓カードは、韓国で会員数と取扱規模でトップといい、約2500万枚のカードを発行する。そのうち国際ブランド(例VISAなど)が付帯されていないハウスカードが約40%を占める。韓国では消費全体の約65%でクレジットカードが利用されているというが、新韓ハウスカードはこれまで日本国内で利用できなかった。今回、新韓ハウスカードがキャナルシティ博多で利用できるようになるため、買い物の利便性拡大が期待される。
 利用者は同カードを使えば、従来より安い手数料で買い物ができる。キャナルシティオーパやラオックスといった一部店舗を除く約90店舗で利用できる。また、来年2月2日からは同社が運営する「マリノアシティ福岡」や「リバーウォーク北九州」、「木の葉モール橋本」で導入が予定されている。