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 アプリケーション開発のレポート集で最優秀賞  豊鋼材工業


昨年春に自社開発

鉄鋼・金属加工販売の豊鋼材工業㈱(糟屋郡篠栗町尾仲、北沢祥社長)が自社開発した申請・承認システムが12月1日、IBM AS/400(現IBMi)のシステム受託開発を手掛ける㈱ミガロが発行するアプリケーション開発・保守の実践レポート集「テクニカルレポート」の最優秀賞に選ばれた。
これは豊鋼材工業が掲げる2019年度のIT計画の取り組みの一環として、自社の管理本部情報システム室が開発したもの。申請や承認に関わる業務の簡素化とスピードアップ、自動仕訳連携による経理処理の容易化とミス防止、内部統制強化など、業務課題解決を目的に昨年春頃から導入していた。北沢社長は「さまざまな情報を電子保存できる。データ化の時代背景に合わせ、ペーパーレス化に対応していく」と話している。
同社は1958年6月設立、資本金4億5000万円。2019年3月期の連結売上高は200億円。取り扱い重量は27万6千トン。社員数218人。北沢社長は愛知県豊田市出身。1958年2月2日生まれの61歳。創価大学法学部卒。趣味は絵画鑑賞、ゴルフ。

2020年1月7日発行