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九州・中国・韓国共同の国際フォーラムで表彰  オークマ


初の受賞

住宅用内装ドアなどを製造する㈱オークマ(朝倉市菱野、大隈賢一郎社長)は11月21日、中国で開催された「第18回環黄海経済・技術交流会議」で初受賞となる表彰を受けた。
同会議は九州、中国、韓国の政府(九州経済産業局、中国商務部、韓国産業通商資源部)が連携し、共同で年1回2001年から開催しているもの。「環黄海地域」と呼ばれる地域経済エリア内を対象に同地域内の交流と発展を目的とした国際フォーラムで、同社は九州地域の受賞者として表彰された。
同社は2015年に中国大手家電メーカー「ハイアール」傘下の「ハイアール家居」と合弁契約を締結。青島に内装ドアを生産する新工場を建設するなど中国での市場開拓に尽力していることや、経済産業省の補助金を活用し、企業同士で連携しながら自立歩行を支援する可動手すり付き引き戸など高齢者向け商品開発に取り組んでいることなどが評価され、初の受賞に至った。同社では「今後も国内外の各種機関、企業、団体と連携しながら木材を利用した価値ある製品の開発、製造、販売と新たな市場創出に取り組んでいきたい」と話している。

2020年1月7日発行