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増税反動、暖冬で2カ月連続のマイナス  福岡市内4百貨店の11月売上高


7・5%減の174億円

福岡市内4百貨店の11月売上高は、前年同月比7・5%減の174億7200万円で2カ月連続のマイナスとなった。
日本百貨店協会が12月20日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では衣料品が49億4300万円(10・9%減)、食料品が41億3100万円(5・0%減)、雑貨が36億4900万円(6・3%減)、身のまわり品が32億300万円(5・9%減)、家庭用品が4億3400万円(14・2%減)、食堂・喫茶が2億2200万円(8・5%減)で、全国同様に消費増税の反動や暖冬の影響、さらに福岡ソフトバンクホークスの優勝セール前倒しによって、軒並み前年を下回った。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舖)でも233億1800万円(8・8%減)で2カ月連続のマイナスとなった。商品別では福岡と同様、衣料品が233億1800万円(12・4%減)、食料品が88億2200万円(3・6%減)、雑貨が32億2900万円(12・3%減)、身のまわり品が21億8600万円(9・2%減)、家庭用品が10億3800万円(12・2%減)、食堂・喫茶が5億1800万円(7・3%減)と、全て前年を下回った。
全国の売上高についても、消費増税前の駆け込み需要の反動から高額商品を中心に影響が残ったことに加えて、気温が高めに推移したことで防寒アイテムの動きも鈍く6・0%減と2カ月連続のマイナスとなった。

表はこちらから。

2020年1月7日発行