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22年夏までにアジアに2工場  TOTO


300億円を投資

衛生陶器製造のTOTO(北九州市小倉北区中島2丁目、喜多村円社長)は2022年夏までにアジアに2工場を新設する。投資額は全体で約300億円。
中国とベトナムでそれぞれ建設する。中国は現地法人の東陶(福建)有限公司の第2工場(仮称)として19年4月から着工しており、約20万㎡の敷地に3階建てで延べ床面積約5万㎡の建物を建設。来年4月の稼働を予定する。投資額は約153億円。中国市場向けに腰掛け大便器や洗面器を製造し、生産能力は年間約120万個。
ベトナムは現地法人TOTOベトナムの第4工場(仮称)として約146億円をかけて建設する。首都・ハノイの東、フンイェン省の第3工場敷地内に新設するもので3階建て、延べ床面積約10万㎡。今年2月から着工し稼働予定は22年7月。生産能力は年間約107万個で腰掛大便器等を製造する。世界各地域の需要に対応するグローバル拠点の位置づけで世界に供給していく。

2020年1月7日発行