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ふくおか「働き方改革」推進企業に認定  三和通信工業


定時退社日制定など評価

情報通信、映像、音響システム販売の三和通信工業㈱(福岡市城南区荒江1丁目、宮地博文社長)は11月5日、ふくおか「働き方改革」推進企業の認定を取得した。
福岡市が市内企業の「働き方改革」の取り組みを応援するため、2017年から実施しているもの。認定要件は、働き方改革実現に向けての手法・工夫や非正規雇用労働者の処遇改善、長時間労働の是正といった分野別の取り組みなど28取組項目のうち16項目以上を達成した企業。同社は5年前から働き方改革に乗り出しており、社内にカメラを設置し社員の勤務状況の把握や、毎月第2水曜日の定時退社日制定、時間単位有給、週休2日制への改正などに取り組んできた点などが評価された。同月27日に開催された認定交付式では、25社が認定証を交付された。
宮地社長は「感慨深いものがあった。当社のような中小企業にできないという思い込みをなくし、強い意志を持ってやればできると実感した。10年後も社員が働ける会社であることを目指し今後もまい進していく」と話している。
同社は1971年11月設立。資本金1000万円。売上高8億9853万円(18年9月期)。従業員34人。

2019年12月24日発行