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自宅葬サービスを開始  想庵


12万円から

葬祭、介護事業の(同)想庵(糟屋郡新宮町新宮東4丁目、戸辺智史社長)は10月30日、自宅葬サービスを開始した。
近所付き合いの希薄化などを背景に、首都圏では会館葬ではなく自宅で家族葬を開催するケースが多くなっており、今後の需要を見込み事業拡大を図るもの。病院で亡くなった場合、自宅まで搬送し、式の内容決めから飾りつけ、役所手続き、進行、火葬場や法要の手伝いなどを請け負う。対応エリアは福岡市東区、新宮町、古賀市で、県内であれば出張可能。価格は直葬・火葬式プラン12万円(税抜)。家族葬プラン24万円(同)。一般葬プラン36万円(同)。
同社の介護サービス利用者は、家族葬・一般葬プランの料金が半額になる。戸辺社長は「葬場を持たないため、維持費などのコストの削減が可能で低価格でサービスを請け負うことができる。訪問介護サービスをする中で身寄りのない方が多く、そういった方々をターゲットに介護から葬祭まで事業を広げ、支援内容を拡大した」と話している。
同社は2013年12月設立。資本金1万円。従業員8人。

2019年12月17日発行