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金融機関向けAI会話レコメンドサービス  NTTドコモ九州支社


各種情報をタイムリーに提供

㈱NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、山﨑拓執行役員支社長)は、ふくおかフィナンシャルグループ㈱(柴戸隆成社長、以下FFG)、iBankマーケティング㈱(永吉健一社長、以下iBank)と連携し、11月12日から金融機関向けAI会話レコメンドサービスの試験運用を始めた。
iBankのお金管理アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」のWEBサイトにおいて、AIがサイト訪問者の知りたい情報や役立つ情報をiBankのオフィシャルキャラクターである「アイバク」を通じてタイムリーに提供するサービス。WEBサイト訪問者が「詳しく知りたい」という時には、検索することなくチャット内のボタンから選ぶだけでサービスなどの詳しい情報やお金にまつわるお得な情報にアクセスできるなど、スムーズに知りたい情報を得られるのが特徴。また会話を通じて自分と同年代の貯金に関する傾向など、興味はあるものの、なかなか聞けないお金に関する情報等をレコメンド(推薦)して教える。各社の役割はドコモがサービスの設計・開発および各種AIサービスの提供。FFGがサービスの企画。iBankがサービスの提供、運営、キャラクターの提供。
これまで一般的な金融機関では、店舗窓口に加えて口座管理アプリなどで顧客との接点の創出に取り組んできたが、一方でアプリによる残高照会だけでは新しい行動を喚起することは難しい状況だった。この課題に対して会話を楽しみながら、必要な情報にたどり着きやすいチャットに着目。今回、ドコモが開発したAIにより、キャラクターとの会話の中からWEBサイト訪問者にとって最適な商品やサービス、情報をレコメンドする機能を提供する。
「Wallet+(ウォレットプラス)」は、iBankが提供するお金管理アプリ。福岡銀行、親和銀行、熊本銀行、沖縄銀行、広島銀行、山梨中央銀行の金融機関に対応しており、残高照会や収支管理などの「お金の見える化」だけでなく、「お金をためる」機能なども搭載している。

20191125日発行