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10歳代のタレント発掘オーディションを初開催  オンリードとビーイング


約800人が応募

ボイストレーニングなどの音楽スクール「オンリード ミュージックアカデミー」を運営するオンリード㈱(宇都宮充社長、福岡市博多駅前2丁目)と芸能事務所の㈱Being(東京都港区、升田敏則社長)は11月4日、10歳代のタレントを発掘する「九州Teensオーディション」を初開催した。
同オーディションは毎年、多くの音楽フェスティバルが開催されている九州で独自の発掘オーディションとして実施することで、10歳代のミュージシャンやアーティスト、タレントなどを発掘するもの。2カ月で800人の応募があり最終審査にはアーティスト部門6人、アクターズ部門2人が参加した。島村楽器㈱やキョードー西日本など6企業・団体が協賛に携わった。同社では「来年以降も多くのスポンサー企業様と一緒に開催するオーディションとして運営していきたい。今回受賞した彼女たちの未来に期待している」と話している。
グランプリに選ばれたのはアーティスト部門では、ナオミ・スコットの「Sppechless」を熱唱した福岡県出身で11歳のパイク流華(るか)シャロンさんで高い歌唱力と表現力が評価された。12月に開催されるクリスマスマーケット天神ステージに出演する権利を手にした。準グランプリは工藤静香の「嵐の素顔」を歌唱した、同じく同県出身で11歳の深野寧音さんが受賞し、小学生のパフォーマンスとは思えない大人びた歌声が評価された。審査員特別賞にはJessieJ(ジェシージェイ)の「Mama Knows Best」を歌唱した木下楽来(らくら)さん16歳が選出された。またアクターズ部門のグランプリは熊本県出身の北里琉(るう)さん10歳、準グランプリは福岡県出身の峰松莉々さん12歳が受賞した。
オンリードは2012年8月設立、資本金300万円。従業員は15人。同アカデミーはゴスペル養成やギタートレーニング、インストラクター養成・楽曲制作・イベント計画なども手掛ける。現生徒数は180人。

20191119日発行