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来年2月から研磨清掃サービスを本格化  サイブ


一般家庭や温泉施設など向けに

化学工業薬品、プール浴場薬品卸のサイブ㈱(福岡市城南区梅林2丁目、上田和憲社長)は来年2月から、一般家庭や温泉施設など向けの清掃事業を本格化する。
以前から取り扱っている研磨商品の利益率向上のために、研磨清掃サービスを展開することで業容拡大を図る。10月から、リフォーム業の㈱大慶ビルド(福岡市早良区野芥6丁目、大熊憲隆社長)から清掃の案件を下請けし、準備を進めている。今後は同社と連携し、自社HPで周知を広めていく方針。一般家庭の浴槽や温泉施設、木の床、公園遊具、飲食店の厨房機器など幅広い材質のものに対応できる。価格帯はお風呂場3万円〜。トイレ便器1台1万円〜など。初年度売上目標は500万円。上田社長は「まずは九州全域で広めていきたい。不動産会社などとも提携し、アパートやマンションの研磨清掃にも携わることができれば」と話している。
同社は2018年2月設立。資本金900万円。売上高1億2000万円(2019年1月期)。従業員5人。1957年設立の石油燃料やプール・浴場などの水質保全用薬品の卸売りを手掛けていた西部日曹㈱(現西部興産)から昨年分社化した。

20191119日発行