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水門、堰の製造事業伸び増収  ヤマウ中間決算


通期は黒字化見込む

コンクリート製品製造、販売業の㈱ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、小嶺啓藏社長)の2020年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比3・6%増の83億9400万円、経常損益が1億7200万円の赤字(前期は5億1300万円の赤字)となった。
九州内の防災・減災対策などへの予算配分が推移していく中、主力のコンクリート製品がやや落ち込んだものの、水門、堰の製造及び施工・保守が伸び3期ぶりの増収となった。利益面では公共工事の比重が高く下期偏重の特性を有しているため経常赤字となったが、前期よりも赤字幅は圧縮。通期は売上高が232億円(同3・6%減)、経常利益は8億1000万円(同16・8%減)の黒字決算を見込んでいる。

20191119日発行