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新規工事進み売上高、経常を上方修正 日本乾溜工業


19年9月期増収増益見込

交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱(福岡市東区馬出1丁目、伊東幸夫社長)は2019年9月期決算の業績を上方修正した。
新規受注工事を含む手持工事の進捗が想定以上に進んだことに加え、工事において原価管理や工程管理の徹底ができたことにより収益性が向上した。売上高は期首予想の127億7000万円から136億5000万円に、経常利益は同5億7000万円から9億2500万円に、営業利益は5億3000万円から8億7500万円に上方修正した。売上高は前期比6・9%増、経常利益は同62・3%増で増収増益を見込んでいる。同社では「利益還元を経営の最重要課題としており普通配当として1株当たり7円から8円に増配、また今期末配当金は創立80周年記念配当1円を加え、1株9円に修正する」と話している。

2019年11月6日発行