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10月に靴専門店4店を新規出店 アサヒシューズ


取扱店減少により直営強化

靴メーカーのアサヒシューズ㈱(久留米市、佐藤栄一郎社長)は10月、広島、佐賀、福岡、宮城に靴専門の直営4店舗を出店した。
同社製品取扱店の売り場減少により直営店を強化するもの。1日に広島市中区基町の「紙屋町シャレオ」(店舗面積66㎡)に続いて、10日、佐賀県鳥栖市の「鳥栖プレミアム・アウトレット」(57㎡)、16日、福岡市博多区の「博多バスターミナル」地下1階(67㎡)、同日、宮城県仙台市の「ララガーデン長町」1階(45㎡)に相次いで出店した。店舗名は社名と同様。鳥栖プレミアム・アウトレット店は、3月に期間限定ショップとして出店したが、売り上げが好調だったことから常設店となる。立地に応じた店づくりにこだわり、膝のトラブルを予防する健康靴「アサヒメディカルウォーク」や「快歩主義」、滑りにくい機能靴「トップドライ」、ビジネスシューズ「通勤快速」など、出店地のターゲット層に応じて、それぞれの主力商品を打ち出していく。客単価は3万円前後。佐藤社長は「3月に初めて新規直営店を出店したが非常に好調に推移している。良い物件があれば直営店出店を積極化する」と話している。

2019年10月23日発行