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福岡市と北九州市に脳梗塞リハビリセンター 東京のワイズ


県内初進出

リハビリ事業やヘルスケア事業の㈱ワイズ(東京都港区、早見泰弘会長兼CEO)は10月1日、福岡市西区豊浜3丁目と北九州市八幡西区にそれぞれ脳梗塞リハビリセンターを開設した。
脳梗塞後の後遺症に特化した保険外の完全マンツーマンのリハビリサービスを展開しており、福岡県内初進出。福岡センターの場所は商業施設「イオンマリナタウン」2階。店舗面積は184㎡。スタッフ数は、郷胡佑輔施設長はじめ理学療法士や作業療法士、トレーナー、鍼灸師それぞれ1人ずつ。営業時間は午前9時~午後7時で、毎週水曜日と木曜日が定休日。
北九州センターは「イオンタウン黒崎」2階。店舗面積は261㎡。スタッフは佐藤楓施設長はじめ理学療法士2人、作業療法士と鍼灸師1人。営業時間は福岡センターと同じだが、定休日は毎週木曜日と金曜日。また同日付で鹿児島市内の「イオン鹿児島鴨池」内にも出店している。
両店舗ともベッド2台を配置した鍼灸室やリハビリ・トレーニングルーム、カウンセリングルーム、言語聴覚療法のための部屋を完備。基本メニューは45分間の鍼灸と1時間の専門家の施術、15分間のトレーニング。価格は60日間完全リハビリで27万5000円(税別)。それぞれ月間最大60人が利用可能で、初月は20人を目指す。早見会長は「昨年熊本センターをオープンし、九州すべての店舗をイオン内に開設した。各イオンは地元の方の生活基盤の一部となっており、交通手段の確保や家族の付き添いがしやすい」と話している。
同社は2014年2月設立。資本金1000万円。従業員数176人。

2019年10月16日発行