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年内めどにテレワーク向け商品を発売 近畿日本ツーリスト九州


コワーキングスペースを活用

旅行代理店大手の㈱近畿日本ツーリスト九州(福岡市博多区綱場町2丁目、野崎佳政社長)は年内めどにコワーキングスペースを取り入れた商品を販売する。
持株会社KNT‐CTホールディングス㈱が進める取り組みの一環。来年の東京オリンピック・パラリンピック開催時の交通規制緩和を図るため、国がテレワーク(情報通信技術を利用し、時間や場所にとらわれない働き方)を推進していることから、東京の大手企業のニーズを取り込む考え。ウェブ販売で、価格帯は未定。シェアオフィス&コワーキングスーペースSALT(福岡市西区今宿駅前1丁目)やコワーキングスペース秘密基地(北九州市小倉北区京町2丁目)などの施設をツアーに取り込む計画。
同社は「全国のコワーキングスペースを活用し、宿泊とテレワーク用のコワーキングスペースをセットにしたワーケーション(ワーク+バケーションを組み合わせた言葉)商品を販売していく」と話している。
同社は、2009年11月設立。資本金1億円。18年3月期の売上高は107億円。従業員220人。

2019年10月16日発行