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ダイワ
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㈱ダイワ
総合仮設業として設立30周年へ
北部九州全域で新築住宅やリフォーム用のビケ足場組立・解体を主軸に事業を展開する㈱ダイワは、2017年に足場2種類を導入し足場事業の領域を拡大している。田中克典社長は「橋の修繕など公共工事受注の幅が広がっているのでさらに伸ばしていく。他にも校舎改修やオフィスビル、ホテルなど大型新築物件の依頼も増加傾向にある」と言い更なる飛躍を展望する。
事業の拡大とともに人を育てる環境づくりに力を入れてきた同社。「資格を持つ社員が講師として継続的に講習を開いており、来春北九州にも新たな教育施設を設ける」計画だ。また、建設業界への理解を深めてもらい採用や認知度向上につなげるべく、今夏から北部九州8カ所で学生向けのリクルートフェアを開催した。足場の展示や体験コーナーなどを設け「同フェアの開催で社内の意識も上がり、実際に採用の応募も増えた」と手応えを語る。
昨年開始したドローン事業に関しては今年5月に佐賀県三養基郡基山町と「災害時における無人航空機による協力に関する協定書」を締結。同町内で災害が発生した際は救助活動や復旧活動のために同社の操縦士が広範囲に対応していく。来年2月に設立30周年を迎える同社は総合仮設事業として〝安心・安全〟を胸に邁進し続ける。
DATA
所在地/〒814-0155 福岡市城南区東油山4-17-1
TEL/092-865-2000
創業/1978年6月
設立/1990年2月
資本金/5,000万円
代表者/田中克典
事業内容/ビケ足場メンテナンスリース、現場環境設備全般、太陽光発電工事全般、ドローン事業
従業員/460人(うちセールスエンジニア300人)
売上高/44億円(2019年7月期)
(ふくおか経済2019年11月号FACE)