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アクシュワン
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髙田橋 寛
㈱アクシュワン 社長
新たな需要拡大で、次なるステージへ
業務用調理加工食品の製造を手掛ける㈱アクシュワンは、年内をめどに法事向け食品の販売をスタートする。昨年10月に子会社化した㈱ふるさとが運営する南区鶴田の日本食レストラン「四季彩料理ふるさと」で提供する精進揚げや煮物などの料理を加工し、セットや単品で受注生産をする考えだ。「少子高齢化の影響から、婚礼数や法人主催パーティーの開催数が減少傾向になることを見据え、新たなニーズを取り込んでいきたい」と語る髙田橋寛社長。年間売上高3億円を目指し、全国の葬儀場で販売する方針だ。また、10月中旬同レストランをリニューアル。これまで培ってきたノウハウを生かし、メニューに洋食の要素を取り入れることで、若年層の新規顧客を開拓する。
3月、6億円を投じて本社近くに第2工場を新設。生産力は従来の1.5倍に向上した。おせち料理やイベントの需要が増加する9月から12月の繁忙期に、取りこぼしていた案件に対応する。加工品のカウントマシーンや食材を切断する機械の導入を検討しており、さらなる生産性の改善を図る見通しだ。少ロット、多品種で〝料理人〟が作る調理食品にこだわった生産を手掛ける同社。新たな需要拡大で今後の飛躍に期待がかかる。
こうだばし・ひろし/大牟田市出身。1959年1月4日生まれの60歳。大牟田南高校卒。趣味はオーディオブック |
DATA
所在地/〒816-0921 大野城市仲畑1-7-30
TEL/092-589-3900
設立/2002年3月
資本金/3,300万円
事業内容/ホテル、婚礼会場、外食店、飲食店、居酒屋向けの業務用調理加工食品(惣菜)の企画・開発・製造、各種ソース・スープの企画・開発・製造、真空調理加工品の加工・販売 真空調理加工品の加工・販売
売上高/8億1,000万円(18年2月期)
従業員/50人(パート含む)
(ふくおか経済2019年11月号FACE)