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寄付/SDGs認証支援型私募債の取り扱い開始 西日本シティ銀行


発行金額の0・2%を「子ども食堂」運営に寄付

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は10月1日、寄付/SDGs認証支援型「子ども食堂応援私募債『希望の環』」の取扱いを全店で開始した。
同私募債は、地域の子どもやその親に対し、無料または安価で栄養のある食事や暖かな団らんを提供する「子ども食堂」の運営を地域とともに支援するため、発行金額の0・2%を同行が寄付をする社債。発行企業に対しては、公益財団法人九州経済調査協会によるSDGsへの取り組み状況の調査を踏まえ、同行が「SDGs認定証」を授与する。同行では同私募債を①未来を担う子どもたちの成長を支援できる②第三者機関の公正な調査を踏まえたSDGs認定証の取得を通じて、地域貢献活動への取り組みをアピールできる③私募債発行は所定の基準を満たした企業に限定されるため、対外的に財務内容の優良性をアピールできるのがポイントといい、「持続可能な社会の実現を目指し、地域金融機関ならではのSDGsへの取り組みを推進していく」と話している。
対象は「子ども食堂」の活動支援に地域企業として賛同し、同行とともに応援していく企業で、所定の基準を満たした企業。寄付先は一般社団法人福岡県フードバンク協議会などの「子ども食堂」を運営する事業体。発行金額は3000万円以上(1000万円単位)。期間は2年以上5年以内。償還方法は期日一括償還、または6カ月毎の定時償還。

2019年10月8日発行