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春吉3丁目に6階建て新社屋 平助筆復古堂


来年12月完成

和風文具の製造や販売、書道教室を運営する㈱平助筆復古堂(福岡市中央区天神2丁目、河原田明社長)は、同区春吉3丁目に新社屋を建設する。着工予定は今年12月で、完成は来年12月。
天神ビッグバンに伴う建て替え工事で、名称は「平助筆復古堂新ビル(仮称)」。場所は春吉橋そば玉屋本店の東側。敷地面積は589㎡で、鉄骨造り6階建ての延べ床面積は1810㎡。1フロアに事務所や習字教室、和風文具販売店を置き、残りの5フロアはテナントを募集する。ガラス張りの外観が特徴の新社屋には、54台収容の駐輪場や身障者用の駐車場を1カ所、回遊階段の設置も計画中している。
同社では「若い方でも気軽に入れる店舗づくりを目指す。天神とキャナルシティの間という好立地で、訪れる人が和風文具を見直していただけるきっかけになれば」と話している。
同社は1925年設立。資本金1000万円。売上高1億6000万円。従業員数9人。

2019年9月18日発行