NEWS

博多マルイにネットショップの出品スペース 東京のBASE


基本料金3000円

ウェブサービス企画・開発・運営のBASE㈱(東京都港区六本木3丁目、鶴岡裕太代表取締役CEO)は8月19日、博多マルイ(福岡市博多区博多駅中央街)にポップアップスペース(期間限定の出品スペース)を開設した。
2018年から㈱丸井グループの協力を得て、常設店、常設スペースをマルイの店舗に設置しており、大阪、横浜に続く全国3拠点目。名称は「OIOI BASE MARKET(マルイベイスマーケット)」。場所は博多マルイ2階のイベントスペースの一画。1㎡の机2台の上で販売する。同社が運営するEコマースプラットフォーム「BASE」で出品されている商品を同所に送付すると、マルイに販売委託できる仕組み。基本料金は1日3000円(税抜)。販売手数料は、出品オーナーが店頭に立たない場合、売り上げの40%。2日以上で各日3時間以上店頭に立つ場合は30%となっている。ハンドメイド雑貨や衣類に加え、個別包装で常温保存が可能な食品も出品できる。営業時間は午前10時~午後9時まで。出品の申し込みは、OIOI BASE MARKETの公式サイトで受け付けている。現在は11月までの出店先行募集の抽選期間で、12月以降の新規募集は、ショップオーナー向けのメールマガジンで案内予定。
同社は「九州で常設スペースの出店は初。人手不足で実店舗出店に挑戦することが難しい方などの利用やリアルでの商品PRの場としても活用してもらいたい。九州でBASEの認知度向上を図っていく」と話している。
同社は2012年12月設立。資本金25億9224万円(資本準備金を含む)。従業員130人(グループ連結)。

2019年9月3日発行